銀行勤めの経験が税理士の仕事にとても役立っている、というハナシ

こんにちは。春日井市の元銀行員税理士・小野木です。

このホームページにもたびたび書いてきましたが、わたしは元銀行員(正式には信用金庫職員)です。

信用金庫 → 会計事務所を経て独立しましたが、税理士となった今、信用金庫での経験が税理士の仕事にすごく活きていることに気づきました。

信用金庫に勤めててよかった!と思った瞬間をお話ししていきます。

もくじ

お客さまがお金を借りたいとき、気軽に紹介できる

一番のメリットはここだと思います。

お客さまから「お金を借りたいんだけど・・・」と、ご相談をいただくことがよくあります。

そんなとき、お客さまに銀行のこだわりがなければ、元同僚や元上司へ気軽に連絡して紹介することができます。

元職場なので、なんの資料が必要か・なんの手続きが必要かは知っていますので、お客さまの手をわずらわせることがなく、スムーズに進められることはかなりの強みかなと思っています。

お客さまに喜んでいただき、元同僚や元上司にも喜んでもらえるような関係性は、本当にありがたいです。

銀行アレルギーがない

銀行の内部を知らない方からすれば、銀行へ行くこと・銀行へ連絡することに抵抗を持つ方がいらっしゃいますが、わたしはそのような「銀行アレルギー」はまったくありません。

元職場の営業エリアが名古屋市近郊のみなので、春日井市などエリア外の場合はまったく知らない銀行に紹介させてもらうことがままあります。

銀行アレルギーがないので、知らない銀行へ行くことになっても臆することなく行くことができます。

はじめましての銀行で「わたし元銀行員なんですよ」というと、相手は一気に心を開いてくれることが多く、話が盛り上がることもあります(主にグチで)。

銀行対応が得意な税理士は、大きなセールスポイントだと思います。

わからないことがあればすぐに聞ける

元銀行員とはいえ、最新の金融情報はよくわからない部分が多いです。

「融資審査のとき、決算書のどこを見ているのか?」
「最新のおすすめ金融商品はなにか?」
「これから住宅ローン金利は上がっていくのか?」

など、聞きたいことはたくさんあります。

そんなとき、気軽に電話して聞くことができるのは本当にありがたいです。

新聞やニュースなどでは入手できない生の情報が得られるので、大きなメリットです。

税理士になれて本当に良かった、と思える

コロナが落ち着きつつあり、飲みに行くこと機会が増えてきました。

元同僚と飲みに行くことがあるのですが、話題は「グチ」が中心になります。

グチを聞いていると、心の中で「税理士になれてよかったーーー!」としみじみ思います(性格悪いですが笑)。

元同僚の話を聞く限り、信用金庫に勤め続けていたらおそらく精神を病んでいたかもしれません。

わたしは人間関係のストレスを感じやすい性格なので、独立してそのストレスがないだけでも大きなメリットです。

お客さまを紹介してもらえる

ごくまれにお客さまを紹介してもらえることがあるので、本当に本当にありがたいです。

元職場・元同僚からの紹介であれば変な人を紹介されることはないので、契約後は長いお付き合いが期待できます。

また、財務内容も良好な場合が多いです。

契約後、融資の話があれば元職場に連絡すれば済みますので、手続きでまごつくことがありません。

「お客さま」「銀行」「自分」のそれぞれにメリットがある形がわたしはとても好きです。

楽しく仕事ができますしね。

まとめ

銀行経験が税理士にすごく役立っている、というお話をしました。

信用金庫に勤めていた当時はクソミソに悪口をいっていましたが、なんだかんだいっておそらく元職場が好きなのだと思います。

当時就活をなめくさっていた偏差値50そこそこのわたしを拾ってもらった恩があるので笑。

これからも元職場といい距離感で関わっていくことで、少しづつ恩返しができればと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする